釣り列伝

ユウジの釣り列伝※体験談

ユウジの釣り列伝※体験談

 

ある夏のことヒラメを釣ろうとして海に行きました。餌になるアジを釣るためサビキで釣りを始めました。
最初は全く釣れず諦めかけてやめようとした時ようやく一匹釣れて急ぎ仕掛けにつけてヒラメ釣りに挑みました。
する開始1時間で竿がひき釣り上げるとキラキラした影が見え、あれ?と思い残りを慌てて引き上げてみるとそれはなんとウミヘビでした。
その時初めてウミヘビを見ましたがなんとも言えないほど鋭い口をしていて外すのも怖かったです。
近くにいたおじさんに外してもらいましたが、その時のおじさんは気おつけないとウミヘビは噛まれたら指がちぎれるぞと言われますます怖くなりました。
それからまたエサになるアジを釣ろうと頑張りちょこちょこと釣れたので仕掛けにかけヒラメを狙いました。
するとまた竿がグイッとしなり引き上げてみるとまたギラギラした影が。やはりまたウミヘビでした。そのやりとりが何回も続き気づいたら自分の後ろにはウミヘビが10匹。
ある意味恐怖でした。後ろを通っていた観光客の人も笑いながら素通りしていて少し恥ずかしかったです。
そして夕方に近づきそろそろこれで最後にしようと思い最後のアジを投入。
そして待っているとまたもや竿がグイッと下がりまたウミヘビかと思いテンション下がりながらあげてみると黒い大きな影がそれは紛れもなくヒラメでした。
テンションあげあげで一生懸命あげました。
そしてあげきった時30センチもあるヒラメでした。
しかし腹の方を見てみると噛まれたような跡が!
先ほどのおじさんに聞いてみるとこれはウミヘビにかまれてるなぁと!ヒラメは釣れたけど最後までウミヘビに付きまとわれてる釣りでした。

 

 

 

サビキ釣り

釣りをしたことがなく旦那にお願いして連れて行ってもらいました、港の裏で釣りをする事になりました、近くの釣具屋さんで初心者用の小さい竿を買いました。ファミリーセットと書いてありました。
サビキが素人にはやりやすいと聞いたのですが、一本釣り糸を垂らす釣りをやってみましたが全くで、ガシラ狙いに切り替えて港の継ぎ目に糸を垂らすとすぐに連れました。
ガシラがたくさん憧れのイメージとは違いましたが、あの食いついた感覚がよかったです。
あ、大物かもと思う引きでもあげるとゴンズイか…ゴンズイは毒があるから気をつけて針を抜いて、またトライすると次はかなり竿がしなりました、時間をかけて少しずつリールをまくと魚影がみえて小さいさおなので折れるかと思いました。
次はアイゴの大物がとれました、後で調べると毒がある魚だけど食べれるみたいなので持ち帰って焼いてみましたが身が臭く食べれませんでした。港で連れたからでしょうか、他にはアジが三匹連れて刺し身で食べましたが最高でした。
こんな新鮮なのは初めてでした、食べるより釣るのが楽しかったです、食いついた瞬間にブルルルと竿が揺れる感覚が忘れられません、機会があればまた挑戦したいですが次はサビキでアジが目標です。

 

 

父親とうなぎ釣り

私がまだ小学生の頃、父親につれられて、うなぎを釣りに行っていました。うなぎ釣りに行く前には畑で土を掘って餌のミミズを捕まえるのが習慣でした。
夕方になるといつもの釣り場所に出発して夜に懐中電灯で照らしながらじーっと竿が揺れるのを父親と待っていました。
今思えば車の中で時々テレビを見たり、学校であったことなどを話しながらあたりを待つ時間は日頃話すことの少ない父親とコミュニケーションをとるいい機会になっていたと思います。
実際に竿がゆれてうなぎがかかったときは本当に興奮していたのを覚えています。
大きなうなぎが釣れた時は二人でいつも大喜びして大きな気持ちで家に帰っいました。
家に帰ると母親がそれをさばいてくれ、沢山つれた時には近所におすそわけをしたりして、またそれが喜ばれるので気をよくして父親と二人で良くつりにいきました。
数年前に大学進学して久々に実家に帰ったときにうなぎを釣りにいこうと父親を誘ったら、もう水が汚くっていつも通っていた場所はうなぎが釣れなくなってしまったということをききました。
それを聞いて私にとっては父親との釣りの良い思い出の沢山つまった場所だったのでとても寂しくてショックを受けたのを覚えています。
またいつか思い出の場所で父親と釣りをしたいものです。


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